発足の流れ


 この伝統医学応用研究所は、古代から伝統医学として伝わる、東洋医学の陰陽五行論・経絡概論とアーユルヴェーダの基礎概念を現代の日常生活に役立つように、調査・研究していきます。

伝統医学を専門的に勉強しようとすると、西洋医学と違った健康哲学や世界観があり、抽象長的な用語が多いため、難しいものように受け止められがちです。人の体とこころの状態は持って生まれた体質・気質、生活環境、季節や年代によっても違ってきます。どこに視点を置いて物事を観ていくかで、起こっている出来事への対応の仕方が全く異なってきます。自らの五感を鍛え、自然界のリズムも意識した生活をしていく時、伝統医学の計り知れないな知恵が、自分の内外との調和することの大切さや、生きる楽しさを教えてくれます。

そして、命あるすべてのものが、どう委ね合い生きていけばいいのか。そのツールとしてマトリックス的に教えてくれる医学なのです。発生根源はとてもシンプルなものです。

発足人 たつの ゆりこ プロフィール

 1960年 鹿児島県生まれ 助産師・鍼灸師・看護師 北里大学病院(産科新生児室)、日大板橋病院(産科/ICU・CCU)、山西助産院など大学病院から助産院、自宅出産介助まで幅広い業務経験を持つ。

 産後養生の大切さをいち早く世の中に発信し、2005年より分娩直後からケアを受けられる産後養生院を開設した。現在、Be born助産院・産後養生院院長として、お産の介助、出産前後の女性の心身のケアを行なっている。ケアだけでなく健康管理の指導も東洋医学を中心としたからだ全体を整えるホリスティックな内容となっている。

 1990年代より、東洋医学とアーユルヴェーダを母子支援に役立てるようにセラピスト・助産師として、

 「治療室Be born」から「Be born助産院・産後養生院」に施設をかえて、地域の母子支援活動に貢献。

 1998年にインドに渡航しアーユルヴェーダ医師からベビーマッサージを伝授してもらい、日本人になじむようにアーユルヴェーディックベビーマッサージの普及に努めている 第一人者である。